その他

このブログで伝えたい事

そしてこのブログは「誰に」「何を」伝えたいのか?

このブログを読むことで何を得られるのか?

この記事ではそれを説明します。

たいへん長い記事になるので、自分に該当する部分や、

興味のある部分だけお読みください。

基本内容

このブログはアニメーターとして10年間働いた私、bebeが、アニメ業界で得た経験や知識を元に私の考えを書いていくものです。

なので、基本的には「アニメ業界」「アニメーター」についての話題が多くなります。

それ以外にも私が思った事、伝えたいことが起きる度に記事を書いていきます。

 

ブログの基本的なコンセプトは、

「アニメーターになる前の自分に聞かせたいこと」です。

10年のアニメーター生活で、私の考え方は大きく変わりました。

その考えを過去の自分に向けて発信することで、自分と同じ境遇の人の役に立つのではないか?

という発想がブログを書き始めたきっかけです。

 

また、私は常々思っていたことがあります。

アニメ業界に詳しい人や偉い人の話は、専門用語が多すぎ、しゃべりや文章が下手。

そのせいで何を言っているのか?何が言いたいのか?意味が解らない。

ということです。

 

アニメ業界について語っている人はたくさんいるけれど、そのほとんどが「業界に詳しい人にしか理解できないもの」になっています。

これでは意味がないと思い、「アニメ業界外の人でも理解できる書き方、内容のブログ」目指しています。

伝えたい人

では、どんな人がこのブログを読むのか?

誰に向けて書いているのか?

大きく以下の5つに分けて説明していきます。

・アニメーター志望者

・悩みのある現役アニメーター(または絵描き)

・アニメーターを辞めた人

・アニメ経営者

。アニメ業界外の人

アニメーター志望者

アニメーター志望者には基本的に全員に読んで欲しいと思ってます。

 

『アニメーターを目指す人が皆、アニメーターになる前に必ず読む』

そんな存在のブログを目指しています。

 

具体的には、「アニメ業界の実状」を説明することで、何も知らないままアニメ業界に入ってきて被害を受ける人減らしたいと思っています。

未だに「アニメーターになる前に、アニメ業界の情報を得ることができる場所」は少ないです。

 

業界の事を何も知らず、もしくは勘違いし、アニメーターになってしまってから多くの悲惨な事実に気付く。

そんな新人アニメーターが後を絶ちません。

 

「アニメを作ること」ではなく、「アニメを観ること」が好きな人はこの状態に陥りやすいですし、

もちろん、「アニメを作ること」「絵を描くこと」が好きな人でも同様です。

 

どんな理由でアニメーターを目指したり、人生を決めたりするのも個人の自由です。

しかし、アニメが好きであればある程、仕事に対しての目を曇らせてしまいます。

 

どうしても商業アニメーターにならなければならない

アニメーターになるしか自分の人生に道はない

そういう人たちの事は止められませんが、

「それ以外の人たちにはアニメーターになるのを思い留まって欲しい」

というのが私の本音です。

 

「絵の上手さだけを追い求めている人」

「アニメーターになるのを止めたほうがいい人」

「それでもアニメーターになりたいという人」

そんなアニメーター志望者たちに、アニメ業界の実状や気を付けた方がいい事などを注意喚起する。

そういった目的があります。

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悩みのある現役アニメーター(または絵描き)

【新人、若手の場合】

特に「絵が上手くなりたい」という感情は心を病みやすく、たいへん危険です。

アニメーターに画力は必要ですが、画力があれば問題がすべて解決するわけではありません。

 

そしてアニメ業界に蔓延するその「絵が上手くならなきゃ」という呪いのせいで苦しみ、壊れていく人たちをたくさん見てきました。

「絵が上手くなりたいという欲」のせいで、もっと大切なことを見失わないで欲しいのです。

その「もっと大切なこと」を当ブログで書いています。

 

私は『絵の上手くなる方法』はお伝えしません。

私はもとより画力というものがそこまで大事だと思っていません。

それに、たくさんの優秀な技術書があるので、私が伝える必要は無いと思っています。

 

しかし「画力以外の大切な事」を教えてくれるものは滅多にありません。

私はそんな内容を発信していきます。

現役のアニメーターでも、「アニメーターであること」に不満や疑問、苦痛を感じている人の方が圧倒的多数です。

 

・激務による過労や、会社の洗脳により、「自分が悩んでいること、苦しいこと」「異常な環境にいること」に気付いていない。

・辞めたいと思いながらも過労ゆえに思考放棄し、惰性でアニメーターを続けている。

 

私がアニメーターとして10年働いた終盤は、こんな気持ちで働いていました。

同じような気持ちの人たちの「決断の選択肢」を増やしたいと願っています。

 

アニメや絵は、仕事じゃなくても描けます。

それらを踏まえて、今の仕事、自分の人生を考えて欲しいのです。

 

【ベテランの場合】

アニメーターで、ベテランの域まで生き残っている事は凄く希少なことです。

アニメ業界は実力社会なので、ベテランは高いレベルの技術を持っています。(稀に例外もいます)

なので自分の技術に不安や不満を漏らす人はあまり見かけません。

そのぶん、他人の技術には厳しくなります。

 

あとは業界の問題について論じる人も増えます。

若いうちは仕事をこなすので精一杯ですが、技術が身につき、仕事での悩みが減ることで思考に余裕ができるからです。

そんなベテランのアニメーターは大きく2つに分けられます。

①業界に疑問、文句のある人

②自分は生活できており仕事には困らないので、業界問題に関心が無いという人

①の人にはブログを読み、何か思うことがあれば現場の若手たちに伝えて欲しいと思っています。

とはいってもベテランアニメーターは私よりも知識や経験が豊富です。

なので私のブログからは新しく学ぶようなことは無いかもしれませんが、「何かのきっかけくらいになったらいいな」と思っています。

 

②の人はおそらく私の話に耳を傾けてくれないと思います。

私の事を「アニメ業界から弾き出された負け犬」と認識するからです。

 

②のタイプは退職、転職を「負け」と捉えます。

他職業でも年配の人には「1つの会社に生涯いることを美徳とする文化」が深く根付いています。

 

本当はそんな人にこそ読んで貰い、アニメ業界に染まりすぎて忘れてしまっている、

「どれだけこの世界が狂っているのか」

ということを思い出してほしいです。

アニメーターを辞めた人

様々な理由でアニメーターを辞めた人がいます。

低賃金の問題、技術的な挫折、家庭の事情、肉体的疲労、精神破壊。

その他にもいろいろ。

 

そんな人たちのなかには、

本当に辞めてよかったのか?

と思っている人もいます。

 

アニメ業界に負けたんじゃないのか?

苦痛から逃げてしまったのでは?

今までの努力や経験は無駄だったのでは?

 

そんなことはありません。

人がアニメーターを辞める、そのほとんどの理由は業界や会社の責任です。

それを知ってもらい、過去を後悔し、自分を責めるする気持ちを薄めてもらいたいです。

アニメ経営者

本当はアニメ会社の経営者にも読んでもらいたいのですが、1番読んで貰えない層だと思います。

 

「アニメ業界の問題点、改善点を挙げているので、それを読み、知り、改善できる事をしてもらいたい」

「そして自社の社員を守る制度を作ってもらいたい」

そう願っていますが、これに関しては私は外野から口出ししているに過ぎないので、聞き入れて貰えないだろうなと思っています。

 

もし経営者が見ていてくれて、思うことがあるならば、会社内で行動に移してもらえれば幸いです。

アニメ業界「外」の人

アニメファンや、またはアニメと関係のない人たち。

そんな人たちにアニメーターの実状を知ってもらいたいとも思っています。

 

アニメ業界の情報は未だに閉じていると言えます。

業界人にとっては「あたりまえ」となっている悪習も、まだまだ業界外には伝わっていません。

 

例えば、アニメーターの苦しみの大部分である「低賃金である」ということもまだ世間一般には知られていません。

報道などにより、以前に比べれば認知されたのは確かですが、それはアニメの報道に興味のある人に認知されただけで、それ以外の多くの人はまだ知りません。

というよりアニメーターの業務状況に興味がありません。

 

アニメの流行は大々的に報道するので、アニメが流行っているという認識だけが広がり、

「アニメーターは儲かっている」と思い込んでいたりします。

 

アニメーターは、アニメーター同士で文句や愚痴を言い合うことはよくしますが、世間に向けて発信する人はあまりいません。

 

働いている最中は、

「忙しく疲れていて、暇や体力が無い」「業界や会社の悪口を言ったら干される」

「自分のイメージが悪くなる」「仕事以外には何の興味がない」

などの理由から、あまり業界問題を口にしません。

 

そして辞めた人は「もう業界に関わりたくない」という人がほとんどなので口を閉ざします。

結果的に業界事情を発信する人が少ないので、業界外の人に情報が伝わりません。

 

なので私が知る限りの情報を伝えようと思い立ちました。

読む必要のない人

読んで欲しい人がいる一方で、逆に読む必要のない人もいます。

一応こちらについても説明します。

・悩みの無い現役アニメーター

・業界の裏側に興味の無い人

基本的にこの2種類です。

悩みの無い現役アニメーター

「アニメーターであることが幸せで、アニメーターという職業に不満が無く、辞めたいなど微塵も思っていない」

そんな人は稀ですが、そんな人にこそアニメーターは天職です。

こういった人たちは主に技術が高く、一生アニメーターとして生活できる人たちです。

 

この人たちには私のブログは無力です。

「人に何を言われようともアニメを作り続けたい」

そんな人たちには私の言葉は届かないからです。

 

体や心を壊さず、今のままアニメ業界でその手腕を発揮し続けて欲しいと切に願います。

アニメ業界の裏側を聞きたくない人

「アニメを観ることで現実を忘れられる」

「アニメでは夢を見ていたい」

そういったアニメファンの人たちにとっては、アニメ業界の悪い面は聞きたくないと思います。

 

そんな人たちにまで、わざわざアニメの黒い部分を伝えようとは思っていません。

最後に

「アニメ業界について書く」というのがこのブログの最初の目的ですが、

「アニメ業界についてもう書くことがない」となるまでは続け、その後はアニメ関係以外の記事も書いていくと思います。

 

私は過去10年絵を描いて生きてきましたが、今は文字や文章を書くことを楽しんでいます。

興味を持って頂ける記事があれば、ぜひ読んでみてください。

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