アニメーター志望者向け

アニメーターになりたい人が知っておくべきこと(1)

アニメーターを目指している人の悩みはほとんどが技術的なことです。

「自分の実力でアニメーターになれるか?」

それしか考えていない状態でアニメーターになってしまうのは大変危険です。

アニメーターになる前にぜひ知っておいて欲しいことをまとめました。

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しかし、アニメーターを目指している段階では実感が無いのか、お金のことを軽視してる人はやはり多いです。

 

「お金が少なくても構わない」

「お金よりも大事なものがある」

という意見は未だによく聞きます。

アニメーターを目指している人はほとんどが学生だと思うので、

お金に対する不安が薄いのかもしれません。

 

「お金が少なくてもいい」と思うことは、仕事以外で金をもらわないでやった方がいいです。

仕事である以上、お金を貰うなら仕事内容に相応の金額を求める気持ちがないと経営ができません。

アニメーターはほとんど個人事業主なので、お金の管理や危機意識なくては生きていけないのです。

「お金が少なくてもいい」という気持ちでアニメーターをやっていけるのは、

異常に飛びぬけた技術を持っている人だけです。

 

一方で、アニメーター志望者が不安なことは、

「自分はアニメーターになれるだろうか?」

「アニメ業界で自分の実力は通用するだろうか?」

という技術面の悩みが多いです。

 

アニメーターを目指す人に大事な感覚は

「よほど飛びぬけた技術を持っていない限りは、

技術のあるなしよりもお金のあるなしのほうが大事」

ということです。

 

悩みがある時点で飛びぬけた技術を持っていないので、

心配すべきはお金のことです。

アニメーターの収入はとても少ないです。

だからといって「お金は少なくていい」という人はアニメーターに向いていません。

 

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技術のためにこそお金が必要

何故お金が技術より大事か?

 

お金がないと、薄給のアニメーターはお金を稼ぐために、

1日のほとんどの時間を仕事に費やすことになります。

 

そうなると仕事以外で技術を磨く時間が取れなくなります。

「お金が無い」ということは、「時間が無い」ということと同義です。

 

アニメーターをやったら分かることなのですが、

アニメの仕事をしているだけでは絵はそんなに上手くなりません。

動画マンをやれば動画の仕事に慣れるだけ。

原画マンをやれば原画の仕事に慣れるだけです。

仕事を積み込むほどに得られるのは、仕事への慣れと、

慣れからくる作業スピードの上昇くらいで、画力の上昇は微々たるものなのです。

 

なのでアニメーターが効率的に画力や技術力を得るためには、仕事以外で勉強をする必要があります。

しかしお金がないと勉強をするための時間を確保出来ない。

結果的に1日中仕事をするようになるか、

例えわずかな時間ができても、それは疲弊した体や心を癒すための休息に充てられることになります。

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アニメーターになるのは簡単

「自分はアニメーターになれるだろうか?」

そう悩んでいる人は多いと思います。

 

会社さえ選ばなければ、アニメーターになる「だけ」なら簡単になれます。

本当はアニメーターに求められる技術力というものはもの凄く高いのですが、

人手不足のため、技術力の低い人も大量に雇っています。

アニメーターは、他のプロの業界に比べると、プロになる敷居が異常に低いのです。

 

アニメーターになれない人は会社を選びすぎているか、

画力が足りていないか、

アニメーターに向いていないタイプの絵柄かです。

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実力が無くても仕事は来る

アニメーターを目指していて、自分の実力を不安視する気持ちはよくわかります。

私もアニメーターになる前は、そのような悩みばかり持っていました。

しかしそんな私でも、自分から辞めるまでの10年間干されることは無く、

仕事に困ることもありませんでした。

仕事量に対して人手が不足しすぎているので、

「仕事ができる」というだけで実力に関係なく仕事依頼が来るのです。

 

これは決して良い事ではありません。

他のプロの業界がそうであるように、

技術職の仕事というものは本来、実力や評価に応じて与えられるべきなのです。

 

本人の実力が求められるレベルに達していないのに仕事が与えられると、

「自分は仕事が出来る」と勘違いして、修練を怠ることにもつながり、

さらに業界全体の質を下げることにもなります。

「相当の実力が無いにもかかわらず仕事には困らない状態」が延々と続くということは、

「仕事に困る状態になった時につぶしがきかない」ということでもあるのです。

 

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最後に

「お金がなくても夢の為に頑張れる」という精神論は、

お金、時間、体力、そして思考力を奪われる現実の前には無力です。

アニメーターに必要なのは高い技術。そして高い計画性です。

ポジティブと無計画は全く違います。

 

簡単になれる職だからこそ、アニメーター志望者は

「アニメーターになれるかどうか?」よりも、

「何故なるのか?」「なってどうするのか?」「ダメだったときは?」

と、アニメーターになった後のことをしっかり計画しておくことが大事です。

 

今は会社に属しなくてもアニメは作れるので、

「アニメーターになりたいのか」それとも「アニメを作りたいのか」

よく考えてから行動してみてください。

 

その2に続きます↓

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